嘘つきは泥棒の始まりは本当!ことわざの意味と、事件例

コラム

ことわざ「嘘つきは泥棒の始まり」の意味

「嘘つきは泥棒の始まり」・・・・・嘘を平気でつくようになると、やがて盗みも平気でするようになるという戒めの言葉このこ。

嘘をつくことは、悪の道への第一歩であるということです。

実在する!嘘つきは泥棒の始まりは本当

■30代、Mさんが見た 盗みをする子供の話

わるいこども

 

Mさんは、当時息子が3年生の時にまさに嘘つきは泥棒の始まりという子に出会い納得したそうです。

息子がランドセルにつけていたキーホルダーを無くしたました。そのキーホルダーは、父親が海外出張の時にお土産で買ってきてくれた特別なキーホルダーでした。もちろん日本では販売されていません。

息子はそのお土産を、周りのみんなに自慢していたそうです。

そんなお気に入りのキーホルダーをつけて1週間後、キーホルダーは無くなりました。

朝はついていたのに、帰りのホームルームの時には無くなってたらしく、息子は先生にそのことを伝えました。先生は、みんなに「無くしちゃったみたいだから、見つけたら教えてね」と言ってくれたそうです。この時先生、本人を含む誰もが、盗まれた とは考えませんでした。

朝から帰りのホームルームまでランドセルはロッカーに入れられています。無くしようがないのですが、朝キーホルダーがついていたという息子の話も不確かな為、家では、「落としてしまったのかな、見つかるといいね」「大切なものは学校に持って行かないほうがいいね」等、家族で話していました。

そして数日後の授業参観の日のこと、そのキーホルダーらしいものが見つかったのです。その日は低学年は親と帰宅することになっていました。息子は同級生のKくんと話しており、その横に母親と幼稚園の弟がいました。そして、その弟のリュックについているキーホルダーをみて、息子がいいました。

「これ、僕がなくしたキーホルダーと同じだ」

「あ、ほんとだ」その場にいた他のお友達も言いました。

Kくんに「これどうしたの?」と息子が聞くと、Kくんは答えました。

「落ちてたから拾って弟にあげた」

それを聞きみんなはだまってしまいました。もちろんKくんも、このキーホルダーは息子のだということを知っていたのですから。しかも、日本では買えない特別なものなので、疑ってしまいました。

息子が「これ日本で売ってないんだ」というと、他の友達が「とった?」と言いました。それを聞いたKくんの母親が、「息子が落ちてたのを拾ったと言ってます。とったなんて失礼ですよね、証拠でもあるんですか?」と怒り出し、息子二人を連れてその場からいなくなりました。

モヤモヤしましたが、このことは忘れられていきました。

万引き こども

そして、翌年Kくんが、今度は他のお友達のキーホルダーを盗んだということでクラスで問題になりました。Kくん自身が持っていたのですが、とってないの一点張りで終わりました。

そして、その後Kくんはお店で物を盗んだことにより、警察のお世話になったそうです。息子のキーホルダーもKくんに盗られたのだと、確信しました。そして、顔色1つ変えずに平気な顔でとってないと嘘をつくKくんが恐ろしくなりました。

また、周りに聞いたところKくんは都合が悪くなると嘘をつく子だったそうです。

中学で別の学校へ分れてしまい、その後はわかりませんが、Kくんが悪くなっていっているのではないかと思えてしかたありません。

嘘をつく子

嘘つきは泥棒の始まり、小さな嘘が次第に大きな嘘になりその嘘

でトラブルを切り抜けられるとまた嘘をつく。子供はそうやって大人に叱られない方法をみつけてゆくのです。誰だって怒られたくはないのですから。

子供は悪いことをします。魔が差してしてしまった、友達に流されてしてしまった、親にかまってもらいたくてした、友達を困らせたかった、理由は様々です。

もし子供が悪の道へと進んでしまっても、大人も目をそらさず真剣に子供ととことん向き合い話をする。その都度軌道修正することで、大人になっていくのです。

 

 

 

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